昨日まで、学校の試験だったのでその準備に追われていまして

マニフェスタシオンはもういいか~と思いましたが、まだリヨン駅に到着していなかったので、
もう少々続きます。。。
さて、マダムに教えてもらった乗換駅はサンラザール。
いったんそこでメトロを降りたものの、もう階段をウロウロしたくない!
それにサンラザールなら、駅に荷物置いて、そのまま美術館行けるかも!
そう思って、ヨタヨタとスーツケース抱えて駅に上がっていきました。
途中、地面に座ってお金をあつめている?お姉さんや、ガタイのいい強面^^;のお兄さんに
「荷物大丈夫?手伝おうか?」
と、声をかけられつつ、
「いやいや。一人で大丈夫!」
と丁重にお断りして

しかし構内図見てもロッカー見つけられず、インフォメーションで尋ねてみて、はじめて
この駅にはロッカーが設置されてないことが判明・・・;;
うわーもう、踏んだり蹴ったり!やっぱりリヨン駅に行くしかない!
ちなみにリヨン駅にロッカーがあることは、ネットで確認済み。
仕方なく外に出ると、けっこうバス停で人が待っていたので、またまた性懲りもなくバスに
乗ることにしました^^;
リヨンまで行くはずのバス。運転手さんに、
「このバスリヨン駅行きますよね?!」
と確認して。
すると運転手さん、
「リヨン駅行くよ。お~あなたはラッキーだったね!」
と謎の言葉を・・・。
しばらくしてこの言葉の意味がわかりました。
私が乗ったバス、けっこう満員になっていたのに、いきなり運転手さんが
「今日はマニフェスタシオンだから!みんなおりて!」
と叫ぶ・・・。
へっ??と固まってると、
「リヨン駅まで行く人は乗ってていいから!」
ということでした。
とにかく、途中で乗り降りはさせないけど、終点までは行くよ、ということみたいで。
乗客の大半の人々が、ブーブー言いながら降りて行きましたが、ようやく私は目的地まで
行くことができたのでした~。

ちなみにリヨン駅もとても広く、大きく3つのフロアに分かれているのですが、ロッカーは
第3フロアの一番奥です。
テロの影響からか、ロッカールームに入る前は、持ち物はすべて、X線検査に通さなければ
いけません。
まあとにかくこうして、やっとのことで身軽になった私でしたが、もはや、美術館に行く
気力もなければ、時間もなく・・・。
待ち合わせまで、駅のカフェで本を読んですごすことにしたのでした。

こんなことなら、ホテルにもっとゆっくりして、空港で待ち合わせすればよかった~。
まあ。パリではこんなこと、往々にしてありがちってことで。
それもまた、旅の面白さ?かな・・・。
待ち合わせはリヨン駅近くのレンタカー、Europe Carに午後6時。
そこで、まずエールフランスバスに乗ってリヨン駅に直行し、ロッカーに荷物を預ける。
それからバスに乗って、サンラザール駅近くにある小さな美術館を2か所訪れる。
素敵なカフェでゆっくりコーヒー飲んで、ゆっくり待ち合わせ場所へ向かう・・・。
と、こんな計画を立て、美術館に行くためのバス路線もしっかり調べて、準備万端!
今まではタクシーか送迎サービスしか使ったことはなかったのですが、リヨン駅に直行
できるので、初のエールフランスバスに乗り込むことに。

券売機でバス4番線(空港→リヨン駅→モンパルナス駅)のチケットを買い、バスに乗り込む
ときも、「リヨン駅まで!」と告げて無事車中へ~。
いつものように、パリに向かう道は大渋滞だなあ~とバスの外を眺めていましたが、
なんだか変。
リヨン駅は右岸の方だけど、なんかモンパルナス駅に向かう道に似てるな・・・。
と思ってたらやっぱり。そこはモンパルナスでした??
リヨン駅は?どうして止まらないの??
他のお客さんもザワザワしてるけど、とりあえずみんな下りている。
なので私も下りながら、運転手さんに
「リヨン駅行かないのですか?リヨン駅で下りる予定だったのだけど?」
と聞いてみると・・・
「今日はマニフェスタシオンだから!ここしか止まらないよ!」
ですと

さて。マニフェスタシオンとは。
フランスでしょっちゅうやってる^^;デモ的なもので、何かに反対!とか賃上げ要求!
とかで、よ~く列車がストップしたり、飛行機も飛ばなかったりする、アレです。
わたくし、前々回フランスに来た時も、ちょうどマニフェスタシオンにあたってしまい、
TGVで大変な目にあってしまった記憶が

その日は、新しい労働法に対するマニフェスタシオンだったらしい。
なぜかタクシーも見当たらず、でもとにかくリヨン駅に行かなきゃ!どうしよ。
と思ってたら、ちょうど市バスがやってきたので、
「これはリヨン駅行きますか?」
と聞いてみたけど、ここでも運転手さんから、
「このバス停じゃないよ!でも今日はマニフェスタシオンだからバスはやめたほうが
いいよ!メトロで行ったら?そっちがちょっとましだから。」
とのお返事が。
えー、この大荷物でメトロって。もー。マニフェスタシオン;;
しかもメトロの駅どこ?
途方に暮れていたら、近くにいた親切なマダムが同情してメトロまで一緒に行ってくれました。
しかし、メトロには階段という大きな難問が!
メトロ乗りたくない、荷物持ちたくないからやっぱりタクシー、と思ってマダムが立ち去る
のを見計らって外に出ようとしたら、優しいマダムはわざわざ戻ってきて
「ほら!そこの入り口からよ!手伝うわよ!リヨン駅に行くなら、サンラザールで乗り換え
だからね!間違えないでね!」
と最後までとても親切にしてくれました^^;
優しいマダム

小心者の私は、そのままとりあえずメトロに乗ることに。
さあ、果たしてわたしはリヨン駅にたどり着けるのでしょうか?!

チェックインの時、シャキッとしたフロントのお兄さんにフランス語で話しかけたら、
かなりの早口でわ~っと説明始めたので、たぶんこんなこと言ってるんだろうな~くらいの
理解しかできませんでしたが^^;
なかなか感じがよくて、好感

一度キーが使えなくなったので、調整してもらいにフロントに行きましたが、その時応対
してくれた女性も、とても感じがよかったです。

